カウンターカルチャー

ディスコの大ブームの秘密は、カウンターカルチャーにもあります。ディスコはフランス生まれですが、そもそもは生バンドの演奏をバックに踊るナイトクラブ。それが次第にレコードをかけて踊る文化となり、これまでにない発展を遂げました。アメリカに渡ったディスコは、やがてヒッピー文化などとも融合していきます。伝統や制度にしばられない、野生生活という新しい価値観を尊重するヒッピー達も、既存の文化に抵抗してカウンターカルチャーの一部とされました。そんなヒッピー文化がディスコ・ブームをけん引したのも、自然な話です。

ディスコ・ブームと同じ頃、ロック音楽も大きな支持を受け始めました。やはりカウンターカルチャーの一部であったロック音楽は、現在でも続く世界的に有名なロックフェスティバルにて数十万人もの観客を集め、いかに若者が既存の文化に抵抗したいかを示したのです。

初期のディスコ・ブームが去っても、新しいムーブメントが起こり、ディスコテックやディスコミュージックはどんどん未知のジャンルを開拓しています。他のカウンターカルチャーが10年しない程度で終わってしまうのに比べ、ディスコは半世紀もブームが続いている貴重な文化なのです。