ディスコミュージックと60年代

1960年代は、学生運動などが盛んだった時代です。一方で、ディスコミュージックの黎明期でもあり、多くのスターが排出されました。フランスで生まれたディスコテークがアメリカへと渡り、アメリカではその後も長く歌い継がれる大ヒット曲が続々と生まれています。まさかあのミュージシャンが、という人達まで、ディスコミュージックとして人気を上げる曲を放っていたのです。

フランスのナイトクラブであるディスコテックから始まったディスコは、1960年代にアメリカで大ブームとなりました。日本にも60年代に初のディスコが誕生しましたが、さらに数年後に赤坂や歌舞伎町に出来たディスコが、一般的には発祥と思われています。ディスコの人気は、数々のヒット曲を生んだディスコミュージックとも深い関係があります。ディスコ・ブームの開始と発展は、カウンターカルチャーと切り離すことができません。既存の文化に抵抗するカウンターカルチャーは、ディスコ以外の分野ではそれほど長続きしていません。しかし、ディスコ・ブームは、半世紀も長続きしている、もはや伝統的な文化といってもいい存在です。常に新しい波を迎えながら、それぞれの時代の若者たちに受け継がれています。

人種差別の撤廃や公民権の適用などのために闘ったアフリカ系アメリカ人などは、ディスコ・ブームを大きくけん引しました。生易しい闘いではなかった運動ですが、公民権を獲得して社会的地位を向上させた人々が、ディスコの経営や客としての盛り上げに貢献しています。